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2009年02月27日(金) 16時28分

社協、認知症サポート強化へ中国新聞

 尾道市社会福祉協議会は、「認知症サポーター」の養成講座で講師役を務める「キャラバン・メイト」の態勢を強化する。現在の53人を新年度に100人に増やす目標。認知症の人やその家族を地域で支える体制を充実させる。

 28日にはキャラバン・メイト養成研修を門田町の市総合福祉センターで開く。ケアマネジャーや医療従事者ら23人がカリキュラム作りなどを学び、メイトに登録される予定だ。さらに2、3カ月に1度、メイトを対象にした連絡会も開催。メイトのスキルアップも進める。

 事業は2005年度から厚生労働省が実施するキャンペーン「認知症サポーター百万人キャラバン」の一環。認知症の人を地域で支えるには市民の力が欠かせないため、社協は現在約2800人いるサポーターを新年度に5000人に増やしたいという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902270226.html