中国5県の各労働局が27日までに発表した2009年1月の有効求人倍率(季節調整済み)は、5県とも悪化した。5県すべての下落は4カ月連続。広島は0.75倍で前月より0.09ポイント低下し、5年5カ月ぶりの低水準となった。
広島は8カ月連続で悪化した。新規求人は1万7373人で前年同月比18.3%減。業種別は9業種中、7業種で減り、特に製造業が50.7%減と大幅に落ち込んだ。
山口は0.76倍、岡山は0.84倍で、ともに前月を0.13ポイント下回った。島根は0.67倍で0.09ポイント、鳥取は0.53倍で0.04ポイントそれぞれ下がった。山口、岡山、島根はいずれも7カ月連続、鳥取は4カ月連続でダウンした。