非正規失職が数百人増　岡山（中国新聞）

2009年02月27日(金) 16時28分

　岡山労働局は25日、昨年10月以降に失職したか、３月までに失職が決まっている岡山県内非正規労働者が、１月末時点の3404人からさらに数百人増える見通しを明らかにした。ただ、小規模企業の派遣従業員らが中心で、市川和通局長は「企業の雇い止めはある意味で落ち着いてきた」と所感を述べた。

　労働局によると、３月末の失職見込み数は昨年11月末時点で592人、12月末時点で2600人と急増していた。市川局長は「増加幅が以前より狭まってきている」と指摘し、企業の雇用調整が一区切りしたとの認識を示した。