福山市立女子短大生活学科2年の川辺千紗樹さん(20)が26日、福山市今町のアートショップ「ふくふく」で、市中心部商店街の活性化策をまとめた卒業研究を商店主らに発表した。
研究は「福山の商店街のVI(ビジュアルアイデンティティー)について」。各商店街のシンボルマークづくりなどを提言し、のぼりや名刺などに使うことを提案した。宮通りは鳥居、久松通りは街路樹など、川辺さんが考案した丸形のマーク案も示した。
商店主は「連帯感が生まれる」「ディスプレーにも使える」と歓迎。ばら祭で商店街を回るスタンプラリーでマークを使えないか検討することを決めた。
【写真説明】商店主に研究内容を説明する川辺さん(左)