文部科学省は27日、不登校の高校生のうち、フリースクールや教育委員会が設置する教育支援センターなど学校外施設に通っている生徒について、4月から校長らの判断で「出席扱い」にすることを認める方針を決めた。3月中にも各教委などに通知を出す。
不登校の高校生は減少傾向だが、2007年度調査では依然約5万3000人と多数に上っている。ニートや引きこもりといった問題にもつながるとして、生徒の努力を評価し、支援することが必要と判断した。
小中学生については、1992年から出席扱いにすることが可能となっている。