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2009年02月27日(金) 12時29分

益川、小林両氏に特別栄誉賞授与 京都府東京新聞

 ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英京都大名誉教授(69)と小林誠高エネルギー加速器研究機構特別栄誉教授(64)に、京都府が27日、京都府公館で特別栄誉賞を授与した。

 2人はともに京大で助手として研究に励み、ノーベル賞受賞につながる成果を挙げたことが評価された。京大と、益川氏が教授を務める京都産業大にも感謝状を贈呈。

 2人は山田啓二知事から賞状と副賞を受け取った後、公館内の茶室で裏千家の16代千宗室家元の茶を堪能した。

 山田知事が「今は(琵琶湖畔の)別荘でゆっくりされているのですか」と益川さんに尋ねると、「別荘ではなくセカンドハウスです」と照れ笑い。小林さんは京大時代を振り返り、「(当時は)京都市内に市電が走っていて、今は印象が変わりましたね」と懐かしんだ。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009022701000382.html