昨年1年間に警察が摘発した来日外国人(永住者らを除く)による犯罪は、前年比12・6%減の3万1280件、摘発人数も12・8%減の1万3872人で、いずれもピークの2005年から3年連続で減少したことが26日、警察庁のまとめで分かった。
内訳は刑法犯9・7%減の2万3229件、入管難民法違反などの特別法犯が19・9%減の8051件。摘発人数を国籍別にみると、中国が4856人で全体の35・0%を占めて最多。次いで韓国1603人、フィリピン1486人の順。
犯罪を起こした後に国外に逃亡した外国人容疑者は633人。うち中国人が287人で最も多かった。