神戸市などに50店舗を持つスーパー「マルアイ」(兵庫県加古川市)に石見地方の食品を紹介する商談会が25日、浜田市役所であった。産業振興が目的で、昨年、業務協力協定を結んだ市と山陰合同銀行が石見地方で初めて開いた。
同銀行の取引先である石見地方の水産加工業社やJAいわみ中央(浜田市)など11団体が参加。練り製品のサンプルや有機米などを示しながら、味の良さや賞味期限などをマルアイの担当者に説明した。
また市担当者はマアジ、ノドグロ、カレイの「どんちっち」ブランドの魚と金城ピオーネをPRしていた。
マルアイの井元進社長は「カレイの干物は既に定番商品に入っている。消費者の国内産志向もあり、石見地方の産物は魅力的」と話していた。
【写真説明】マルアイの担当者(奥)にそれぞれ商品を説明する食品加工業者