福山港国際コンテナターミナル第2バースが近く着工するのを記念し、船舶や海の魅力を伝える画家柳原良平さん(77)=横浜市=の作品展が25日、福山市今町のギャラリー「ふくふく」で始まった。3月2日まで。
柳原さんの作品や船に関するコレクションを所蔵する尾道市浦崎町の「アンクル船長の館」の雰囲気を会場に再現した。油絵やリトグラフ、切り絵の19点とともに、アトリエで使っていたイーゼルやテーブルを置き、ウイスキーのソーダ割り「ハイボール」が味わえるバーも設けた。
柳原さんは1986年から、当時の常石造船が文化事業として開設した「みろくの里版画工房」でリトグラフの制作を続けている。
【写真説明】トリスのCM映像が流れる会場に設けた「トリスバー」でハイボールを手にする柳原さん