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2009年02月26日(木) 10時01分

院内保育園で医師確保の効果中国新聞

 周南市の徳山医師会病院にある院内保育園「ひだまり」の利用者が、増加している。結婚、出産などで職場を離れた医師や看護師らの復帰を促すため昨年2月に設置。実際、医師や看護師ら4人のスタッフの確保にもつながった。

 病院や関連施設の職員を対象に、ゼロ歳児から就学前の6歳児までを受け入れている。1日当たりの平均在園児数は短時間の一時的な受け入れも含め9月から11—14人に増加。当初見込みの2、3倍に当たる。

 開園後、産休、育休明けだった循環器内科の医師1人、放射線技師1人、看護師2人の確保につながった。出産を控えた看護師の離職をとどめた例も数件あったという。

【写真説明】1日平均で10人以上の乳幼児を預かる「ひだまり」

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902260070.html