外国人との交流を目的にする東広島市国際交流フットサルリーグが、留学生や企業の外国人研修生に好評だ。競技だけでなく試合がない時も日本人と交流することで、慣れない生活の中で安らぎを感じている。
主に中国や韓国、タイなど8カ国の外国人と、市内の日本人学生や社会人たち計約200人が参加。男女の22チームがほぼ毎月1回、同市鏡山のひろしま国際プラザ体育館などで対戦し、年間王者を決める。
リーグの発足は2007年11月。広島県内の他地域でリーグ設立に携わった県警の平石広司地域部長たちが、広島大研究生の斉藤稔夫さん(24)たち学生に呼び掛けて発足。外国人チームは2つから7つに増え、休日に母国料理を作って日本人チームをもてなすなど交流の輪が広がっている。
【写真説明】日本人の参加者(白のユニホーム)とボールを競り合う外国人研修生(22日、東広島市のひろしま国際プラザ体育館)