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2009年02月26日(木) 16時33分

診療所の指定管理継続を陳情中国新聞

 井原市立美星国保診療所と隣接する市特別養護老人ホーム「星の郷」(同市美星町大倉)の指定管理者、社会福祉法人旭川荘(岡山市祇園)が2010年10月末での指定管理の辞退を申し出た問題で、美星地区の自治公民館連合会など5団体の代表が25日、市役所を訪れ、継続を求める3794人の署名を添えた陳情書を滝本豊文市長に提出した。

 民生委員会や老人クラブ連合会、愛育委員会などを含めた6人。自治公民館連合会の大鳴二郎会長(62)が手渡した。市長は「美星地区の住民には大変ご迷惑をお掛けしている。全力で努力したい」と答えた。

 現在、地区内の常勤医は10年10月末で辞任(旭川荘を退職)予定の同診療所長と開業医の2人だけ。署名は旭川荘の辞退申し出を受け、5団体が実施。昨年12月下旬から約1カ月間で地区有権者4501人(昨年12月2日現在)の84%に当たる人数分が集まった。

【写真説明】滝本市長(右)に署名を添えた陳情書を手渡す自治公民館連合会の大鳴会長

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902260105.html