丸久(防府市)は25日、山口市内で営業するスーパー4店舗に自動体外式除細動器(AED)を備えるのを前に、アルク小郡店(小郡下郷)で、各店の店長らを集めた救命講習会を開いた。
同社は、JR山口駅近くの市遊休地に出店を予定していたが、市の事情で白紙撤回となり、市から支払われた解決金約300万円をAED購入費に充てた。
講習会には店長や従業員計14人が参加。市消防本部南消防署の2人から心肺蘇生(そせい)法やAEDの使い方を学び、人形を使っての人工呼吸、心臓マッサージ、AEDの訓練をした。
【写真説明】人形を使って心臓マッサージやAEDの使い方を学ぶ丸久の社員