福山市産ハッサクの出荷が25日、同市引野町のJA福山市引野支店で始まった。
初日は引野町、津之郷町の普通種約2.5トンが集まった。農家やJAの職員約20人が午前10時からベルトコンベヤーを流れる果実の傷や汚れをチェック。大きさごとに仕分けして10キロ入り段ボールに詰めていった。27日には店頭に並ぶという。
生産者11戸でつくる市柑橘(かんきつ)組合連合会によると、今年はやや大ぶりで糖と酸のバランスがよいという。3月末までに平年並みの約12トンの出荷を見込む。
【写真説明】出荷が始まった福山市産のハッサク