26日午前10時50分頃、三重県熊野市井戸町で、がけから車が転落したと男性から通報があった。
県警熊野署が調べたところ、市道から十数メートル下の斜面に軽ワゴン車と軽乗用車が転落しており、近くで男性と女性の遺体が見つかった。
発表によると、2人は愛知県瀬戸市の40歳代の男性と70歳代の母親とみられ、軽ワゴン車に乗っていたらしい。通報したのは、軽乗用車に乗っていた男性で、病院で治療を受けているが、命に別条はないという。
通報者の男性は、死亡したのは母親と弟と話しており、2日前に故意に2台を転落させたが、自分は自力で近くの公衆電話にたどり着いて通報したという。同署が経緯を調べている。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090226-OYT1T00705.htm