兵庫県宝塚市の霊園造成工事を巡る汚職事件で、県警に収賄容疑で逮捕された宝塚市長の阪上善秀容疑者(61)は26日午前、市の顧問弁護士に辞職届を提出した。
市議会議長に提出、受理されれば、議長は5日以内に市選管に辞職を通知し、市選管が通知を受けてから50日以内に出直し選挙が行われる。
市によると、市の顧問弁護士が県警を訪れ、阪上容疑者と接見。同容疑者から「一身上の都合により2月27日をもって退職したい」との辞職届を預かった。
阪上容疑者は衆院議員秘書、宝塚市議、兵庫県議を経て、1996年に衆院選に初当選し、2期務めた。前市長が汚職事件で逮捕された後、2006年4月の出直し市長選で当選した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090226-OYT1T00504.htm