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2009年02月26日(木) 09時14分

円高・格差・ゆるキャラ…国公立大2次試験に時事問題続々読売新聞

 25日から始まった国公立大入試2次試験(前期日程)は、「円高」など時事問題を例に引く出題が目立った。

 岩手県立大ソフトウェア情報学部では、「総合思考力試験2」で米国の景気後退に関する英文記事を読ませた上で、トヨタ自動車とソニーの2社を挙げて、それぞれ円高による営業利益の減少額を計算させた。英語力と時事問題に関する知識を試す意図とみられる。「ワーキングプア」を取り上げたのは、神戸市看護大。小論文で、正社員と非正社員の賃金格差などを挙げ、解消策を書かせた。「ひこにゃん」で注目を集める滋賀県彦根市の同県立大人間文化学部では、小論文で「なぜかくも日本人はキャラクターが好きなのか」と出題した。

 読売新聞を引用した出題もあり、北九州市立大の経済学部と国際環境工学部が、英語試験で1面コラム「編集手帳」を引用し、英訳するよう出題。富山大医学部は、くらし面「人生案内」から、「大学に進学したいけど学費がない」など読者から寄せられた悩みを紹介。その上で、自分ならどう考えるかを英文で書かせた。

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 読売新聞は、東大や京大などの問題と解答例をヨミウリ・オンライン(http://nyushi.yomiuri.co.jp/)で順次公開します。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090226-OYT1T00049.htm