国土交通省那覇空港事務所は26日、同日午後3時10分ごろから、那覇空港を離着陸する旅客機27便に30分以上の遅れが出たと発表した。出発25便と到着2便で、最大78分の遅れ。
国交省によると、在日米軍が管轄する沖縄本島周辺空域の航空管制システム「嘉手納ラプコン」が、航空機から発する便名や位置、高度に関する信号を受信できなくなったことが原因という。
那覇空港事務所によると、嘉手納ラプコンからの指示で、各便の離着陸を遅らせることを調整。那覇発神戸行き日本トランスオーシャン航空(JTA)320便は78分遅れて離陸した。