収賄容疑で逮捕された兵庫県宝塚市長の阪上善秀容疑者(61)が辞職する意向を示したことを受け、同市の坂井豊副市長は26日、記者会見し「2代続けての市長の辞職となり、反省すべきところは反省した上で同様のことが起こらないよう対応したい」と述べた。
市によると、阪上容疑者が弁護士に手渡した市議会議長あての辞表には「一身上の都合により退職したい」と記されていた。阪上容疑者は「市民の皆さま方に大変ご迷惑をお掛けして申し訳なく存じます」とのコメントを発表した。
市議会の同意を得て27日にも辞職が認められる見通し。議長が市選管に通知し、50日以内に市長選が実施される。