京都府舞鶴市の高校1年小杉美穂さん(当時15歳)殺害事件で、京都府警に殺人容疑などで自宅の捜索を受けた現場近くの無職男(60)が、さい銭などを盗んだとして窃盗罪に問われた事件の判決が25日、京都地裁舞鶴支部であった。
浅見健次郎裁判官は、「金品に対する欲望から安易に行われた犯行」として懲役1年(求刑・懲役2年)の実刑判決を言い渡した。
判決によると、男は昨年7〜8月、同市内で女性の下着1枚(500円相当)と、神社のさい銭約2000円を盗んだ。
府警は昨年11月15日、窃盗容疑で男を逮捕。同月28日から6日間にわたって男の自宅を捜索、衣類など約2000点を押収した。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090226-OYT1T00105.htm