兵庫県姫路市の「オガワ食品協業組合」の工場の荷物用エレベーターで、パート従業員の女性が転落し死亡した事故で、国土交通省と姫路市の職員らが26日午前、同工場に立ち入り調査した。
建築基準法では、エレベーターを釣り上げるワイヤの本数を複数とすることなどが定められている。国交省と市はこうした点を調べているとみられる。
事故は、25日午後、工場内でパート従業員竹内久代さん(57)=同県たつの市=が2階の荷物用エレベーターの扉から内側に転落し死亡。手動式の扉を開けた際にかごがなく、約4メートル転落したとみられる。