「さびを取らないと水道管が破れて家中が水浸しになる」などとうそを言い、さび取り機能のない「活水器」を販売したとして、千葉県警生活経済課は26日、詐欺容疑と特定商取引法違反(不実告知)の疑いでリフォーム会社「プログレット」社長の今村浩士容疑者(25)と従業員5人の計6人を逮捕した。
同課によると、関東の約470人が計約2億円の被害を受けたとみられる。
調べでは、今村容疑者らは千葉県などに住む高齢者に「このままだと水道管が破れる」などとうそを言って不安をあおり、1台約40万円の「活水器」を販売した疑い。
同課は昨年8月、千葉県の男性に同様の手口で販売した特定商取引法違反の疑いで同社を家宅捜索していた。