千葉県銚子市の市立総合病院休止問題でリコール(解職請求)の本請求を受けた岡野俊昭市長は26日、定例市議会での所信表明で「市立病院再開に向け全力で取り組む」と述べた。
岡野市長は、市が水道事業会計などから多額の追加支援をしたが、医師不足の深刻化で休止を決めたと説明。「苦渋の決断」とした上で、「医療法人1団体から(病院の新たな受け入れ先となる)指定管理者の申し込みがあり、ようやく病院再開への光が見えてきた」と強調した。
また患者や家族、病院職員に対し「多大なご迷惑をかけ、今でも申し訳ない気持ちでいっぱい。このことは終生、私の胸を痛めることになるだろう」と話した。