ドイツの自動車大手ＢＭＷの日本法人、ビー・エム・ダブリュー（東京）は２６日、最上級セダン「７シリーズ」のハイブリッド車を２０一０年半ばに日本で発売すると発表した。ＢＭＷが日本市場にハイブリッド車を投入するのは初めて。
トヨタ自動車も高級車「レクサス」でハイブリッド車の品ぞろえを強化し、ドイツのメルセデス・ベンツも最上級セダン「Ｓクラス」のハイブリッド車を年内に日本で投入。高級価格帯でも市場争奪戦が激化しそうだ。
ＢＭＷは全面改良して３月２４日に日本で発売する７シリーズの「７５０ｉ」をベースに、ハイブリッド車の基本モデルを作製。排気量４４００ＣＣのガソリンエンジンと電気モーターを併用すると同時に、高性能のリチウムイオン電池を搭載。燃費性能と二酸化炭素（ＣＯ２）排出量が、７５０ｉと比べ、それぞれ約１５％改善するという。
同社は、オープンカーの小型車「ミニ コンバーチブル」をことし４月に、「ＢＭＷ Ｚ４ ロードスター」を今夏に、それぞれ全面改良することも明らかにした。
（2009年2月26日17時12分 スポーツ報知）
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090226-OHT1T00231.htm