大阪府岸和田市の「蜻蛉池公園」で25日午前9時30分ごろ、駐車場に止まっていた乗用車のフロントガラスの内側に「有毒ガス発生」と書かれた紙が置かれ、運転席で男性がぐったりしているのを公園管理事務所の職員が発見。消防隊員が外へ運び出したが、すでに死亡していた。
岸和田署では、車内に複数の洗剤容器が残っていたことから、硫化水素を発生させての自殺とみている。同事務所の職員4人がのどの痛みなどを訴えたが、いずれも軽症。
同署によると、男性は35歳の元派遣社員。母親と2人暮らしで、約3年前から無職だった。車内には「生きていくことに疲れたので、死にたい」という内容の遺書があった。
(2009年2月26日06時02分 スポーツ報知)
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