「岩国の歴史や文化を知ってますか」。岩国市内の歴史や文化、観光などの知識を問う「広域岩国市検定」初級編を、岩国商業高の3年生が作成し、校内の検定大会などで活用した。今後は2年生に引き継ぎ、中級編、上級編の作成も検討し、内容の充実を目指す。
検定は、2006年に合併して広くなった岩国市への知識を深めようと昨年、3年生15人が中心になって、山岡みゆき教諭らの指導で取り組み始めた。問題は、15人が実際に調べて作成したり、全校生徒約360人から募ったりして約100問を作った。
検定問題は、「美川町にある巨大水車、でかまるくん(直径約12メートル)。大きさに一番近いものは次のうちどれか(答え・奈良の大仏」など。4択で答える。
PRにも力を入れる。シロヘビをデザインした岩国検定のロゴを作成。ロゴと問題を印刷した手提げ袋を作り、錦帯橋近くの土産物店で活用している。
【写真説明】広域岩国市検定をPRするロゴ入りの手提げ袋を持つ生徒と山岡教諭(左)