広島市中心部は25日朝、もやに包まれた。雨と4月中旬並みの暖かさに伴う湿度上昇の影響で、幻想的な光景が生まれた。黄金山(南区)山頂から望むビル群を、たなびくもやが白く染める。デルタを囲む山々はミルクの海に浮かぶ島のように映っていた。広島地方気象台によると、この朝の中区の最低気温は9.2度で平年を6.8度上回った。27日まで最低気温が高い日が続くとみている。
【写真説明】もやに包まれ、白くかすむ広島市中心部=25日午前9時、広島市南区の黄金山から(撮影・山本誉)
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200902250167.html