財務省が二十五日発表した一月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出から輸入を差し引いた貿易収支は九千五百二十六億円の赤字で、比較可能な一九七九年一月以降で最大となった。貿易赤字は四カ月連続。
世界的な景気悪化の影響で、自動車などの輸出が大幅に減少したのが主な理由。国内製造企業の正月休みの影響という「季節要因」もあった。
輸出総額は45・7%減の三兆四千八百二十六億円と四カ月連続で減少。減少率は過去最大。輸入総額は31・7%減の四兆四千三百五十二億円で三カ月連続で減少した。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902250157.html