【ニューヨーク24日共同】24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が年内に景気後退が終わる可能性に言及したことから、4営業日ぶりに大幅反発し、上げ幅は一時、前日比120ドルを超えた。
午前10時50分現在は、前日比121・62ドル高の7236・40ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は29・66ポイント高の1417・38。
バーナンキ議長が同日の議会証言で、景気後退が終わる時期を初めて指摘したことが好感され、金融関連など幅広い銘柄が買われた。前日までの3営業日続落で計440ドルも下げ、割安感が出た銘柄に買い注文が集まったこともあり、ダウ平均は上げ幅を広げた。