山口県教委は24日、今春の公立高校入試の出願を締め切った。全日制には8514人が出願し、推薦合格者を除く実質志願倍率は1.28倍で昨年を0.01ポイント下回った。定時制は前年より0.02ポイント高い0.44倍だった。
全日制の推薦入試と連携型中高一貫校選抜の合格者を除いた実質募集定員は6670人で、昨年より104人減。志願者も昨年より216人減った。16校4分校の23学科2コースで定員に満たなかった。
倍率が最も高かったのは田布施農・生物生産で2.7倍。防府西・総合学科が2.6倍で続く。
定時制は、募集定員が昨年と同じ600人。昨年より11人多い264人が出願した。岩国商東分校の昼間部を除く14学校14学科で定員に満たなかった。