気象庁は25日、3−5月の3カ月間と、8月までの気温の高い期間「暖候期」の予報を発表した。春、夏ともに気温は高めと予想、特に夏は西日本を中心に暑くなるとみている。
3−5月は、全国で気温が平年より高くなる確率が50%、低い確率は20%と予想。特に3月は、東日本と西日本で高い確率が60%に上るという。
6−8月の夏季は、太平洋高気圧の日本付近への張り出しは平年並みと予想されるが近年、夏が高温となることが多いことから、西日本や沖縄・奄美を中心に暑くなるとみている。
天気は6−7月は曇りや雨の日が多く、8月は晴れの日が多い見込み。一方、寒気の影響で北日本を中心に一時曇りや雷雨になりそうだという。
3−5月の3カ月の予想は次の通り。
▽3月 北・東日本の太平洋側と西日本は平年より雨や雪の日が多い。北・東日本の日本海側の天気は数日の周期で変わる。沖縄・奄美は曇りや雨の日が多い。
▽4月 寒暖の変動が大きい。西日本は平年より晴れる日が多い。
▽5月 沖縄・奄美でぐずつく時期がある。