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2009年02月25日(水) 23時30分

トルコ航空機が着陸失敗9人死亡、50人負傷スポーツ報知

 乗客・乗員130人以上を乗せた、トルコ・イスタンブール発オランダ・アムステルダム行きのトルコ航空の旅客機ボーイング737が25日、アムステルダムのスキポール空港近くで着陸に失敗した。オランダ空港当局者は、9人が死亡、少なくとも50人が負傷したと発表した。

 トルコ航空によると、同機には127人の乗客と7人の乗員が搭乗していた。

 アムステルダムの日本大使館当局者は「今のところ事故機に日本人が搭乗していたとの情報はないが、さらに確認中だ」と語った。

 フランス公共ラジオなどによると、事故が起きたのは同日午前10時(日本時間同午後6時)前。現地は若干霧が出ていたという。トルコ航空機は着陸体勢に入ったが、空港の敷地外の農地で事故を起こした。落ちた高度は不明だが、墜落したとみられる。

 現地からのテレビ映像によると、機体は三つに割れ、特に後部が大きく損傷している。機体から火が出た様子はない。事故後、乗客ら50人余りは自力で脱出したという。多数の消防車や救急車が駆けつけ、救助に当たっている。(共同)

(2009年2月25日23時30分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090225-OHT1T00293.htm