国公立大2次試験の前期日程が25日、各大学で始まった。実施は152大学522学部で、志願者は24万9861人。募集人員に対する志願倍率は3・2倍で前年より0・1ポイント下がった。
文部科学省によると、悪天候や車両トラブルなどで受験会場周辺の交通機関が乱れ、岐阜大、大阪府立大、岡山大、広島大が試験時間を30分から1時間繰り下げた。秋田大は東京都江東区の会場で、愛媛大と新潟大も一部受験生の試験時間を遅らせた。
センター試験の成績で門前払いする「二段階選抜」は、前期日程で51大学151学部が予告していたが、実施したのは15大学26学部で、2630人が不合格となった。
中期日程は3月8日以降に公立12大学で、後期日程は3月12日以降に国公立136大学で行われる。二次試験全体の志願者は過去最少の約47万5000人(志願倍率4・8倍)。
(2009年2月25日13時42分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090225-OHT1T00179.htm