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2009年02月25日(水) 12時08分

JR北海道、特急走行中に部品脱落スポーツ報知

 JR北海道の特急から走行中にブレーキの部品が脱落していたことが25日、分かった。同社は「運行に支障が出るという認識はなかった」として国土交通省に報告していなかった。

 JR北海道によると、この特急は16日の釧路発札幌行きスーパーおおぞら12号。定刻通りに到着したが、車両の下から煙が上がったため調べたところ、3両目のブレーキ16個のうち1個から「制輪子」という車輪を押さえ付ける部品がなくなっていたという。

 特急は9両編成で、計144個のブレーキのうち1個に不具合が起きると、最高時速130キロから非常ブレーキをかけた場合、止まるまでの距離が通常の518メートルから4メートル延びる計算になるという。

(2009年2月25日12時08分  スポーツ報知)

http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20090225-OHT1T00180.htm