尾道市因島土生町のシンガー・ソングライター川崎恭義さん(47)が、応援歌「土生商店街」を作り、CDに収めた。大型店の撤退で人通りの減った商店街に「活気が戻れば」との願いを込めた。
歌い出しは「小さな路地からこぼれる笑い声 淋(さび)しくなると いつも この通りを歩いている…通り過ぎる人に笑顔でこたえた」
川崎さんが土生小、中学校に通った1970—80年代の因島は造船景気で商店街も人があふれ、「肩をぶつけて歩いていた」
因島商工会議所によると、1982年の土生町商店街の店舗数は207軒。それが2008年には96軒と54%も減っている。
CDは、オリジナル曲「白滝山」を含め5曲収録し1000円。1000枚作った。土生町商店街にある愛はぶ亭で扱う。電話0845(22)8488。
【写真説明】応援歌「土生商店街」のCDを手にする川崎さん