尾道市教委は24日、因島椋浦町の旧椋浦小と旧椋浦保育所の建造物調査をした。国の有形文化財への登録が狙いで、広島大大学院文化財研究室の院生4人が担当した。
椋浦小、椋浦保育所とも因島の第1号。1990年に廃校、廃止となった。1872(明治5)年に開校した小学校は、校舎が1939年の建築で木造平屋約280平方メートル。現在、陶芸や読書をするまなびの館となっている。保育所は49年の開設と同時に建てられた木造平屋約182平方メートル。今は民俗資料館として使われている。
【写真説明】旧椋浦小校舎を実測する広島大大学院生