尾道市しまなみネクスト観光協議会は、市内の瀬戸内しまなみ海道沿線をエリアとする自転車の安全安心マップを作っている。24日、協議会メンバーと地元住民の8人が因島土生町を歩き、危険個所や地域の見どころについて調べた。
参加者は、道路の狭い地点や眺望スポットなどを記した同町の地図を手に、商店街かいわいを散策。街角の地蔵や井戸、神社を巡ったり店主から歴史を教わったりして、観光資源になりそうな場所をチェックしていた。
協議会は、市や尾道観光協会などが昨年11月に設立。サイクリングや港を生かした海道沿線の観光振興と住民同士の交流に取り組む。向島や生口島でも調査を進めており、マップは地域限定のコミュニティーサイト「おのみち地域SNS」で公開して随時情報を更新している。アドレスはhttp://onomichi-sns.jp/。
【写真説明】地域に残る地蔵の御利益について店主(左端)に聞く参加者