尾道市瀬戸田町出身の日本画家、平山郁夫さん(78)による「瀬戸内海のみちを描く」展(中国新聞備後本社など後援)が24日、福山市元町の天満屋福山店で始まった。3月2日まで。
昨年10月にスケッチした同市鞆町など、瀬戸内海沿岸の町を水彩と岩彩で表現した。海上から見た鞆港や、白壁と石畳の路地が江戸情緒を醸し出す。しまなみ海道や福山城もある。同市駅家町の主婦田辺美慧子さん(68)は「色合いが温かく、景色が浮き上がるようですね」と話していた。
天満屋5店を巡回しており、広島八丁堀店では4月9—15日に開く。
【写真説明】鞆港や尾道水道の景色が並ぶ会場