国公立大2次試験の前期日程が25日から、中国地方の12校を含む全国152校で始まる。志願者数は24万9861人で、前年度より2815人少ない。募集人員に対する倍率は3.2倍(同3.3倍)。中国地方は、2万983人が志願し、倍率は前年度並みの3.0倍となった。
国立大82校の志願者は19万4998人、倍率は3.1倍。公立70校は5万4863人、4.0倍。中国地方でみると、広島大など4校で倍率が下がったものの、国公立とも総数では前年度より志願者が増え、景気悪化による国公立大志向が強まったとみられる。