山口県警は23日、周南署の男性警部補(42)が山口市秋穂東の市道で22日に焼身自殺したと発表。監察官室によると、周南市内の自宅に「家宅捜索で押収した証拠品の覚せい剤の一部を紛失してしまった。すみません」などと書かれた遺書らしいメモ数枚が残されていた。
警部補は今月、覚せい剤取締法違反の容疑で被疑者方を捜索し、押収した微量の結晶が入ったポリ袋1袋を紛失、上司に相談していたという。非番だった21日も出勤し、夕方まで変わった様子はなかったという。
警部補は22日午前6時ごろ、市道わきで焼死していたのをジョギング中の男性が発見した。