広島東洋カープのオリジナルごみ袋を作った広島市中区のデザイン会社「みづま工房」のデザイナー中間大介さん(38)が、広島アートディレクターズクラブ(広島ADC)第1回公開審査会で審査員賞を受けた。受賞を追い風に新広島市民球場(南区)のグッズ開発に打ち込む。
縦55センチ、横32センチ。狙いは「ずばり、笑えること」と中間さん。可燃ごみ用にちなみ、前面に「燃えるカープの燃えるゴミ」と刷り込んだ。同僚と「“敗”れない ゴミ専用袋」とつづった袋も考案した。自宅近くのごみの集積場で、遊園地や人気洋服店の袋が目につき、「カープの袋も目立つはず」と発案した。
中区八丁堀のカープグッズ店「カルピオ」などで、10枚入り500円で販売中。売れ行きは好調という。
【写真説明】カープのごみ袋を考案し、広島ADC審査員賞に輝いた中間さん