JR西日本は23日、京都市下京区の梅小路蒸気機関車館を西側に拡充し、新たな鉄道博物館を整備する計画を市に伝えた。
総敷地面積は約3万平方メートルで、早ければ2014年度の開館を目指す。
開館から半世紀近く経過した交通科学博物館(大阪市港区)が手狭で展示スペースを拡大できないために、JR西が新たな展示施設として計画。交通科学博物館は展示品の一部を新博物館に移し、規模を縮小する。
JR西は「関西の鉄道文化や魅力を多くの人に伝えたい」と説明。門川大作・京都市長は「夢のある施設で、喜ばしい。新たな観光拠点となる」と期待している。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090224-OYT1T00126.htm