東京都内の女性(64)が、「株取引で多大な損害を受けて正常な判断力を失っていたのに、取引を継続させられた」などとして、SMBCフレンド証券(東京)に損害賠償を求めた訴訟の判決が23日、東京地裁であった。
石井忠雄裁判長は「被告は、株価の急落後も取引を継続させており、損失拡大を防止する義務に違反した」と述べ、約1730万円の賠償を命じた。
原告代理人によると、証券会社の「損失拡大防止義務」を認めた判決は珍しいという。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090224-OYT1T00084.htm