イオンは24日、自主企画商品(プライベートブランド=PB)の「トップバリュ」全5000品目のうち、食料品や日用品など1700品目を1〜3割値下げすると発表した。3月から順次、全国のジャスコなどで実施する。
値下げに合わせて、「トップバリュ」より低価格のPB「ベストプライス by トップバリュ」も拡充し、新たに500品目を投入する。これまで衣料品を中心に200品目を発売してきたが、小麦粉を大量買い付けしてコストを削減した、88円の「食パン」(6枚入り)や、計量スプーンを無くし、外箱も簡素化した148円の「衣料用洗剤」(1・0キロ入り)など食料品や日用品を充実させる。メーカー品より3〜5割安い価格にするという。
イオンのPB売上高は2009年2月期で前期比約4割増となる見通しだ。販売数量の増加により、生産や物流の効率化を進め、円高による輸入コストの低下分も小売価格に反映させる。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090224-OYT1T00747.htm