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2009年02月24日(火) 15時09分

日経平均続落、終値は107円安の7268円読売新聞

 24日の東京株式市場は、国内外の景気悪化が長期化するとの懸念から、日経平均株価(225種)は3営業日続けて下落、一時、昨年10月27日につけた終値のバブル後最安値(7162円90銭)を割り込んだ。

 終値は、前日比107円60銭安の7268円56銭で、約4か月ぶりに7300円を割り込んだ。

 東証1部全体の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)も5・0ポイント低い730・28で、バブル後最安値を3日続けて更新、約25年ぶりの低水準となった。東証1部の出来高は約20億2200万株だった。

 日経平均は、取引開始直後から大幅に下落し、一時は、前日比221円ちょうど安の7155円16銭まで下落、取引時間中のバブル後最安値(6994円90銭)に近づく水準となった。

 前日の米株価の急落が嫌気され、証券やノンバンク、不動産株が売られた。景気悪化の長期化で、個人消費の落ち込みにつながるとの不安から、小売業やサービス業といった内需関連銘柄も軒並み値を下げた。

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090224-OYT1T00597.htm