同一省庁の出身者が5代以上続けて専務理事ポストに就任している独立行政法人、特殊法人、公益法人が38団体にのぼることが24日、総務省が民主党の「渡り」調査チームに提出した資料で明らかになった。
すでに判明していた会長・理事長と合わせると、5代以上連続で幹部に就くケースが計94団体103ポストにのぼった。
94団体を出身省庁別に見ると、厚生労働省が26団体26ポストで最も多く、以下、防衛省12団体17ポスト、国土交通省10団体10ポストとなっている。日本道路交通情報センター理事長には警視総監から5代続けて就任しており、民主党は「天下りの指定席となっているのは明らかだ」と批判している。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090224-OYT1T00864.htm