金子国土交通相は24日の閣議後の記者会見で、政府・与党が検討している追加景気対策について、「整備新幹線の着工している部分の前倒しは、ターゲットに入ってくる」と述べ、整備新幹線の既着工区間の工事を国の財源で前倒しして行う考えを示した。
短期間のうちに経済効果を上げるため、北海道新幹線の札幌—長万部間など、未着工区間は対象としない。
整備新幹線の建設費は、沿線自治体が3分の1を負担するルール。資材値上がりなどを理由に国交省が地元自治体に負担増を求めたのに対し、新潟、佐賀県などの知事が応じない姿勢を表明している。
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090224-OYT1T00782.htm