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2009年02月24日(火) 16時23分

夜、双眼鏡で東の空を…ルーリン彗星が地球に最接近読売新聞

快晴の夜空に輝くルーリン彗星(25センチ反射望遠鏡で10分間露光)(24日午前0時過ぎ、北海道陸別町で)=銀河の森天文台主任・筧伸浩さん提供

 「ルーリン彗星(すいせい)」が地球に最も接近した24日、長く尾を引きながら移動する彗星の姿を、北海道陸別町の銀河の森天文台がとらえた。

 同天文台の筧伸浩さん(36)が24日未明、土星のすぐ近くまで接近した彗星を反射望遠鏡で撮影した。彗星と地球との距離は約6000万キロ。明るさは4等級で、暗い場所なら肉眼でもその存在を辛うじて確認できたという。

 ルーリン彗星は数万年に1度しか地球に接近しないとされる。24、25日の夜が見頃だといい、筧さんは「午後8時前後に東の空にある土星の下側を双眼鏡などで探せば、見つけることができます」と話している。

http://www.yomiuri.co.jp/space/news/20090224-OYT1T00640.htm