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2009年02月24日(火) 00時00分

小金井のごみ拒否 西多摩衛生組合も読売新聞

新処理施設 月内決着なければ

 小金井市の可燃ごみを受け入れている「西多摩衛生組合」の管理者である並木心・羽村市長は、23日開かれた同組合議会の全員協議会で、今月末までに小金井市が新ごみ処理施設の建設場所を決定しなければ、新年度のごみ受け入れを中断すると明言した。

 同組合は昨年3月、最長で2010年3月まで、ごみ受け入れの継続を決めたが、今年2月末までに新焼却施設の建設場所を決定することを条件にしていた。

 条件が不履行となった場合の対応を議員から問われ、並木市長は「(期限である)2月28日まで待つが、前提(条件)が守られなければ、当然中断か停止ということになる。この約束は小金井市から提示されたものだ」と述べた。

 また、羽村誠事務局長は、予定地決定の遅れに関して「小金井市からの正式な報告は受けていない」と明かした。

 同組合は今年度、約4600トンを受け入れる予定で、09年度についても1月29日、小金井市から4000トンの受け入れを要請されている。

 稲葉孝彦・小金井市長は今月18日、住民説明会で期限内の建設予定地決定が難しいと説明していた。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tokyotama/news/20090224-OYT8T00007.htm