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2009年02月24日(火) 18時27分

橋下知事「大阪から国を動かす」 2年目の府政運営方針東京新聞

 大阪府の橋下徹知事が実現を目指す府庁移転や、2009年度当初予算案を審議する2月定例府議会が24日、開会した。橋下知事は府政運営方針で「2年目のテーマは『大阪を動かす』と『大阪から国を動かす』だ」と述べ、府庁移転と地方分権の必要性を熱く訴えた。

 橋下知事は「移転が崩れると(大阪を動かす)すべてが崩れると心配している」と強調したが、「与党」の自民、公明両党府議からの拍手はまばら。激しい議論を予感させる幕開けとなった。

 橋下知事は分権推進のため「国直轄事業負担金廃止を突破口にする」と宣言。「次の国政選挙(衆院選)では、国の仕組みを本気で変えようとするのか、しないのかが厳しく問われなければならない」と主張した。

 事業費約105億円を計上した大阪市の第三セクター「大阪ワールドトレードセンタービルディング」(WTC)に府庁本館を移転させる構想については「大阪の将来像をどう描くかという問題だ」と位置付けた。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2009022401000696.html